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切る (フランス料理) : ミニ英和和英辞書
切る (フランス料理)[きる]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [せつ]
  1. (adj-na,n) eager 2. earnest 3. ardent 4. kind 5. keen 6. acute
切る : [きる]
 【動詞】 1. to cut 2. to chop 3. to hash 4. to carve 5. to saw 6. to clip 7. to shear 8. to slice 9. to strip 10. to fell 1 1. to cut down 12. to punch 13. to sever (connections) 14. to pause 15. to break off 16. to disconnect 17. to turn off 18. to hang up 19. to cross (a street) 20. to discount 2 1. to sell below cost 22. to shake (water) off 23. to finish 24. to be through 25. to complete
ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)
ランス : [らんす]
 【名詞】 1. lance 2. (n) lance
: [りょう]
  1. (n,n-suf) material 2. charge 3. rate 4. fee 
料理 : [りょうり]
  1. (n,vs) cooking 2. cookery 3. cuisine 
: [り]
 【名詞】 1. reason 

切る (フランス料理) : ウィキペディア日本語版
切る (フランス料理)[きる]

切る(きる)では、フランス料理に使われる切りかた、特に野菜の切り方について説明する。
== 様々な切り方 ==
「~ェ(仏:-é(e))」式の単語は、切り方そのものを表す動詞の過去分詞形に由来する(-é が男性形、-ée が女性形。発音は同じ)。
それ以外の単語は、切った後の食材の形状や状態、その切り方を用いる料理などに因む(tailler en ~「~状に/~用に切る/刻む」という風に用いる)。
; アッシェ(仏:haché(e))
: 日本名:みじん切り
: 非常に細かく切ったもの。ジェリエンヌ(後述)を切るとすぐにできる。切断面が多いので水分が抜けやすい。
: 語源の アッシュ hache は斧/鉞のこと。
; アリュメット(allumette)
:日本名:マッチ棒切り
: マッチ棒の軸のように 5mm 角に切ったもの。なお allumette はマッチ棒のこと。
: フィユタージュ(仏:Feuilletage)を細かく切って長方形に焼いたパイのことでもある。
: 使用している料理:アリュメット(ジャガイモをアリュメットに切り、で揚げ塩で味付けした料理)
; エスカロップ(仏:escalope)
: 1cm前後の、やや厚めの薄切り肉。エマンセ(後述)よりも厚め。、特に子の薄切りに使われる。
; エマンセ(仏:émincé(e))
: 日本名:薄切り
: 薄く切ったもの。色々な食材、主に肉料理に使われる。
: なお語根のマンス mince は「薄い」。
; エマンセ・ロン(仏:émincé(e) rond)
: 日本名:薄切り
: 丸く薄く切ったもの。 ポテトチップに使われる。
: なお rond は輪切りにした食材のこと。
; オリーヴ(仏:olive)
: オリーヴの実のような形に切ったもの。シャトー(後述)に似るが面がない。
; ココット(仏:cocotte)
: 日本名:ココット切り
: 3cm 位に切り、フットボール状に面取りしたもの。: なお cocotte は(蒸し焼き用の蓋付き)両手鍋のこと(「こっこちゃん」、つまり雌鶏を表す幼児語でもある)。
; ゴーフレット(仏:gaufrette)
: じゃがいもを薄い格子状(クリスカット)にしたもの。マンドリーヌ(スライサー)を使って90度ずつ回転させながら切る。ポテトチップに使われる。
: なお gaufrette にはウエハースの意味があるが、ここでは小型のワッフルのこと。
; コルレット(仏:collerette)
: 日本名:輪切り
: 皮を剥いた後、そのまま切ったもの。なお collerette は子供服中世服飾の飾りのこと。
; シズレ(仏:ciselé(e))日本名:千切りまたはみじん切り
:野菜に使われる。スィズレ ciseler (原形)は「(金石に)彫刻を施す」こと。
; ジュリエンヌ(仏:julienne)
: 日本名:千切り
: マッチ棒より細い糸状に切ったもの。 にんじんやじゃがいもが使われることが多い。これは Jean Julien というコックの名に因む。
: 使用している料理:コンソメジュリエンヌ(コンソメスープにジェリエンヌした野菜を浮かべた料理)
; シャトー(仏:château)
: 日本名:シャトー切り
: ココットより少し大きく 5~6cm 位のフットボール状に切ったもの。: なお château はシャトーブリアンの省略形で、その付け合わせのジャガイモの切り方に因む(単語そのものは城郭の意味もある)。
; ダルヌ(仏:darne)
: 日本名:筒切り
:大きな魚などに使われる。なお darne とは(魚の)切り身のこと。
; トゥルネ(仏:tourné(e))
: 日本名:面取り
: トゥルネ tourner (原形)は「旋盤ろくろで加工する、形を整える」こと。
; トロンソン(仏:tronçon)
: 日本名:輪切りまたは筒切り
: こちらは木材に使われることもある。
: 語根のトロン tronc は(樹木の)幹、(動物の)躯幹および胴体のこと。
; ノワゼット(仏:noisette)
: 鹿や仔背肉などを円形に切ったもの。なお noisette はセイヨウハシバミの実(ヘーゼルナッツ)のこと。
; パヴェ(仏:pavé)
: 舗石のように分厚く切ったもの。なお pavé は舗石(のように四角くて大きな塊)のこと。
; バトネ(仏:bâtonnet)
: 日本名:棒切り
: 約 5mm 角、4~5cm の棒状に切ったもの。bâttonnet は小さい棒(バトン)のこと。
; バルド(仏:barde)
: 豚の背脂薄切り(ラードベーコン)。ラルドン(後述)とは違い、こちらは薄く切ったものに鳥肉など包んで焼くのに用いる。
: なお barde には(中世の)馬鎧の意味もある。
; ブリュノワーズ(仏:brunoise)
: 約 5mm の正方形に切ったもの。マセドワーヌ(後述)よりも細かいさいの目切り
; ペイザンヌ(仏:paysanne)
: 日本名:色紙切り
: 1~2cm 角の薄切りにしたもの。なお paysanne は田舎風のこと。
; ポン・ヌフ(仏:pont neuf)
: 日本名:拍子木切り
: 1cm 角、長さ 6~7cm ほどに切ったもの。 ポン・ヌフセーヌ川にかかるの名であり、その近くで売られていたフライドポテトの形が由来である。そのためジャガイモだけに使われる呼び方である。
; ブール(仏:boule)
: 球形に剥いたもの。もしくは刳り抜き型で刳り抜いたもの。バターソテーなどに使われる。なお boule はボールのこと。
; マセドワーヌ(仏:macédoine)
: 日本名:さいの目切り
: 約 1cm 角の立方体に切ったもの。フルーツや野菜に使われる。 ドミノ(仏:domino)とも呼ばれる。
: なお macédoine は数種類の野菜や果物を混ぜ合わせたサラダや温製料理のこと(語頭が大文字ならマケドニア)。
; ミニョネット(仏:mignonnette)
: 仔羊や羊の背肉から切り出した小円形の切り身。
: 可愛らしいという意味をもつ mignon は、ここではフィレ・ミニョン(ヒレ肉末端部の切り身)などにみられるように、肉の切り身のこと。それに指小辞 -ette (小さい~、~のようなもの)がついたのが mignonnette である(粗挽き胡椒の意味もある)。
; メダイヨン(仏:médaillon)
: 日本名:輪切り
:肉や魚などに使われる。なお médaillon は肉、フォア・グラ伊勢えびなどの輪切りを用いた料理のこと(元来の字義は「(裏に細工の無い)大型のメダル」)。
; ラルドン(仏:lardon)
: 日本名:紐切り
: 脂肪分の少ない赤身肉に差し込む為に切り出した、ベーコンや豚の背脂のこと。; リュバン(仏:ruban)日本名:桂剥き
: 帯状に薄く剥いたもの。 皮むき機を使う方法もある。ruban はリボンのこと。
; ルウェル(仏:rouelle)
: 厚めに丸く切った、骨付きの子牛や豚のもも肉およびすね肉や魚肉、特に子牛のもも肉を指す。
: 日本の輪切りに対応させるには、古風あるいは方言的な言い回しである。
; ロンデル(仏:rondelle)
: 日本名:輪切り
: にんじん、じゃがいも、ソーセージなどを 5mm 位の厚さに切ったもの。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「切る (フランス料理)」の詳細全文を読む




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